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「かんしゃく」と「万能感」

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2020年8月26日

とても多忙な日々が、7月8月と続いてしまった。

「毎日SNSを更新する」と目標を立てたものの、

慌ただしくなり、「更新する行為」がストレス材料になる。

結果的にそう気づき、毎日更新は辞めました。

しかし、このように「目標の最適化」を繰り返すことは、

自己認知の深まりとなり、仕事にもトレーニングにも活きます。

コンスタントにSNSを継続できる人が凄いと感じてます。

 

 

 

さて、こどもは2歳くらいからかんしゃくを起こしやすくなります。

一方で、彼らは自分の世界を持つ「無敵の万能状態」のようにも見えます。

今日はこの、かんしゃくとの向き合い方、万能感について考えてみます。

大人でもかんしゃく持ちの方はいて、僕自身もかんしゃくを持つ瞬間はあります。

「怒り」は全ての人間に備わった感情。

前提として、「怒鳴ってしまう」も「泣き叫んでしまう」ことも、

大事な感情表現の一つです。ただ我々は、それをしてしまう自分が嫌いで、

それをして、後悔したりもする。こどもだって、実は同じです。

だから、その大事な感情を塞ぎこんでおこうとします。

でも本当は、怒鳴りやわめきの「代わりになる感情表現」を、

幼いこども達も我々も、探していますよね。

 

 

 

2歳の娘を見ていると、よくかんしゃくを起こします。

しかし一方で、使えることばが増え、身体表現が上手になって、

うまく言語や体を使って感情表現できている時は、

かんしゃくを起こしません。

娘がかんしゃくを起こすと、僕はゆっくりとそれを受け止め、寄り添います。

深呼吸をさせ、「何が起きているの?」と一緒に考えます。

時間はかかりますが、少しずつ落ち着きを取り戻すと、拙い言葉で説明してくれます。

かんしゃくを乗り越えた後の娘は、いつも少し強くなっているように見えます。

かんしゃくを起こし、感情と向き合うことによって、人は強くなれる。

かんしゃくは成長のチャンスなんじゃないかと、考えるようになりました。

 

 

 

長く指導をやってきて、気づいたことがあります。

それは、万能感は「伸ばすのではなく、縮めないことが大切なのではないか」

「創造力」や「独創性」というその子の「万能感」は、

産まれた時に、すでに満杯になっている。

でも、周囲の環境や大人達がそれを少しずつ捨てさせるんじゃないか?

かんしゃくを否定する事は、その子の万能感を否定することではないだろうか?

 

 

 

感情を塞ぐことを、辞める。

上手に、感情を乗せる言葉と身体を磨く。

言葉と体を感情の紙飛行機にして、

届くかどうかはわからなくても、

飛ばさないより飛ばすほうが、健全な気がしています。

 

 

 

伸ばそうとし過ぎて、縮めてはいないだろうか?

 

 

 

ナヴィーオ代表 山崎

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