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指導法の二つの軸 〜ティーチングとコーチング〜

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2019年9月26日

前回の記事で、「あそぶこと」についてと「伝えることの難しさ」について書きました。

「たのしみ」を阻害するもの

今日はもう少し具体的なお話をしてみようと思います。

わたしたちが、大人として子供に何かを伝える、または指導者や上司として教育や指導を行うことは、

どのようにすればより良くしていけるだろうか。

 

 

 

「何かを教える」というのはとても難しいと感じます。例えば、親として子供にしつけをした。

その時、子供が腹を立ててしまった。または、上司として部下に指導をした。その時、

部下の態度に誠実さを感じなかった。何かを教えた結果、相手がイライラしてしまったとする。

その相手が子供だったとしたらその後、泣いたりすねて、聞く耳を持ってくれないだろうし、

相手が大人だったとしたら、なんとなくお互いモヤモヤが残りますね。

人はそれぞれ違う色のキャンパスを持っている。

そこに同じ色の絵の具を付けた時、発色が微妙に異なるんです。

 

 

 

「教育や指導における相互モヤモヤ」はどこから来るのでしょう?

それは「発信側」と「受信側」のタイミングがずれている時だと考えます。

つまり、「教えてほしい時」に教われているかどうかです。

教えてほしくない時に教わるということは、学びではなく、「ストレス」になります。

せっかく情熱のある発信が、ストレスとして受信されるのは、とても残念です。

この「タイミングの調整」が微妙な発色の調整に繋がります。

 

 

 

うまくいかない時は、いっそ「教えない」というスタンスはどうでしょう?

「教える」つまりティーチングという行為は受信側の準備がしっかり出来ている時に積極的に行う。

「誘導する」つまりコーチングという行為を受信側の準備が出来ていない時、

又はティーチングの効果が薄い時に積極的に行う。この「指導法の二つの軸」を

みんなで少しずつ意識していけば、ごきげんになっていく人が増えていく気がします。

 

 

 

相手の状況を質問したり想像すること、

自分の教えたい衝動に気付き発信の仕方を整えること、

自分の発信に対する受信者の反応を感知すること。

これらを可能にすることが「相手を知ろうとすること」です。

「相手を知ろうとすること」が「コーチングの土台」になります。

相手を知ることが、自分をより良く知ることに繋がると私は考えています。

 

 

 

運動習慣を誰かとフラットな関係で、能動的に、様々な意見交換をしながら行うことを、私は推奨しています。

それが、相手を知り、自分をより良くしていくために必要不可欠な刺激となるからです。

 

 

 

ナヴィーオ代表 山崎

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